肉離れとは、太ももの前面では大腿直筋、太ももの後では大腿二頭筋長頭、ふくらはぎでは腓腹筋の内側頭などで多くおこります。また、殿筋などほかの部位でも起こりえます。原因は、筋の疲労、柔軟性の低下などもありますが１番の原因は遠心性収縮という運動様式にあります。

遠心性収縮とは、筋肉は縮もうとしているところに、それとは逆の力が加わることで筋は収縮しているにもかかわらず結果的に引き伸ばされてしまうことです。そのことにより筋腱移行部で筋肉が裂けてしまいます。ボクシングでのカウンターパンチが大きなダメージを与えるのに似ています。

肉離れを起こしているにも関わらず痛みを押して運動やプレーを続行けると損傷部位に脂肪組織や瘢痕組織が入り込んでしまい簡単に弱い力で肉離れを起こしてしまう筋肉になってしまいますので肉離れかな？と感じたら早期に適切な処置・治療を行う事が大切ですのでお早めの御来院ください。

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