外脛骨は足の舟状骨の内側にある過剰骨です。症状が出る方は4～21％と言われています。

多くの方無症状のまま生活をしていますが長時間の歩行・過度な運動・革靴などでの歩行などにより痛みが出ます。

ひどいときに足を着くことが出来ずに跛行する程です。足首の捻挫などをきっかけに痛みが出る人もいます。

症状は足の舟状骨の内側の痛みで腫れたり赤くなったりします。男性よりも女性に多いのも特徴の一つです。

外脛骨の分類として、Veitch分類が用いられます。
・Type I : 外脛骨が後脛骨筋腱内に存在し、舟状骨とは分離している

・Type II : 舟状骨と線維性に結合　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　このタイプに痛みが出やすいことが報告されています。

・Type III : 舟状骨に連続し、一部になっている

このうち、Type IIが疼痛の原因になることが　圧倒的に多いです。

痛みがあるにも関わらず歩行や運動を続けると慢性炎症・慢性痛へと移行してしまい、なかなか痛みが取れず治らない状態に移行してしまいますので、無理に運動を続けることはせずに、適切な治療を行う事が必要ですので早期に御来院ください。

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