保存療法

• 骨折が比較的軽度で、骨のずれが少ない場合に行われます。
• ギプスやシーネなどで患部を固定し、骨が自然にくっつくのを待ちます。
• 保存療法は、手術の必要がなく、体への負担が少ないというメリットがあります。　　　　

骨折の治療法は、骨折の種類や程度によって異なりますが、主な治療法としては以下の2つがあります。

徒手整復について

徒手整復は、骨折した骨を元の位置に戻す手技です。 手術を行わずに、手を使って骨を整復します。 徒手整復は、主に以下の骨折に対して行われます。

• 橈骨遠位端骨折
• 上腕骨外科頚骨折
• ボクサー骨折
• マレットフィンガー
• 腓骨下端骨折
• 第5中足骨骨折
• Jones骨折
• 足関節脱臼骨折
• 手足指骨骨折などなど

徒手整復を行う際には、レントゲン撮影を行い、骨折の状態を正確に把握することが重要です。 また、徒手整復後には、ギプスやシーネなどで患部を固定し、骨の癒合を促します。徒手整復とは、骨折して転位（ずれている）している骨をもとの位置に戻すことを言います。手術をしないで元の位置に骨を戻しギプスやシーネで固定をして治します。

• 指の骨: 2～3週間
• 大腿骨・脛骨・上腕骨: 6～10週間

しかし、骨が癒合したからといって、すぐに骨折前のように動かせるわけではありません。 骨折部位の周囲の筋肉や関節は、固定期間中に衰えてしまっているため、リハビリテーションによって機能回復を図る必要があります。

当院では、骨折の治療において、以下の点を重視しています。

1. 早期からのリハビリテーション: 骨癒合を待ちながら、固定中からリハビリを開始することで、関節の拘縮を予防し、早期の機能回復を目指します。
2. 適切な固定期間: 骨折の部位や程度に合わせて適切な固定期間を設定し、過度な固定による関節拘縮を防止します。
3. 患者様一人ひとりに合わせた治療計画: 患者様の年齢や生活スタイル、骨折の状態などを考慮し、個別の治療計画を作成します。

骨折後のリハビリテーションは、以下の様な効果が期待できます。

• 関節可動域の改善: 関節の動きをスムーズにし、日常生活動作を支障なく行えるようにします。
• 筋力回復: 骨折部位周辺の筋肉を強化し、骨折前と同様の運動能力を取り戻します。
• 痛みの軽減: リハビリによって血流が改善され、痛みを軽減することができます。

当院では、患者様一人ひとりに寄り添い、丁寧にリハビリテーションをサポートいたします。

「骨折をしっかり治したい」

「後遺症を残したくない」

「早期に日常生活に戻りたい」

このような方は、ぜひ当院にご相談ください。

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当院では、骨折の治療だけでなく、スポーツ障害や腰痛、肩こりなど、様々な症状に対応しています。

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