マレットフィンガーの治療法は、受傷した際の状況や、損傷の程度によって異なります。

1. 保存療法

固定

マレットフィンガーの治療において最も重要なのは、固定です。 指の第1関節（DIP関節）を伸展位（伸ばした状態）で固定し、腱や骨、関節の修復を促します。

• 固定期間: 一般的に、6〜8週間程度の固定が必要です。
• 固定方法:
  • 専用の装具（シーネ）
  • ギプス
  • テーピング

リハビリテーション

固定期間後、リハビリテーションを開始します。

• 可動域訓練: 関節の可動域を回復させるための運動を行います。
• 筋力トレーニング: 指の筋肉を強化し、再発を予防します。

2. 手術療法

保存療法で改善しない場合や、骨折を伴う場合などには、手術が必要となることがあります。

• 手術方法:
  • 腱縫合術
  • 骨折部の固定術

突き指の種類と治療

突き指には様々な種類があり、治療法も異なります。

• 骨折: 骨折の程度によっては、手術が必要となる場合があります。
• 脱臼: 脱臼した関節を元の位置に戻す処置が必要です。
• 捻挫（靭帯損傷）: 靭帯の損傷程度によって、固定期間やリハビリテーションの内容が異なります。

いずれの場合も、早期の適切な治療が大切です。 自己判断せずに、お早めに御来院頂き、適切な治療を受けるようにしましょう。

その他

• 痛みや腫れが続く場合は、無理せず安静にしてください。
• 私たちの指導の下、適切なリハビリテーションを行いましょう。

大澤整骨院について

大澤整骨院では、マレットフィンガーをはじめとする様々な指の怪我の治療を行っています。 指の痛みや変形でお悩みの方は、お気軽にご相談ください。

マレットフィンガーの治療期間は、症状の重さによって異なりますが、一般的には2週間程度が目安とされています。ただし、重度の場合や治療が遅れた場合は、8週間程度かかることもあります。

治療期間の目安

• 軽度：2週間程度
• 重度：8週間程度

治療のポイント

• 受傷当日は、炎症を抑えるために冷却を行います。
• 固定材料を用いて、指関節を固定し、安静にすることが重要です。
• 指が完全に治癒するまで、物を掴んだり握ったりする力を控えるようにしてください。

注意点

• 治療期間はあくまで目安であり、個人差があります。
• 症状が改善しない場合は、お早めに御来院頂き適切な治療を受けるようにしましょう。

1. 関節の変形・肥厚

適切な処置を行わずに指を使い続けると、関節が肥厚し、変形したまま固まってしまうことがあります。 これにより、指の見た目が悪くなるだけでなく、機能的な問題も生じます。

2. 可動域制限

関節が変形したり、周囲の組織が拘縮したりすることで、指の可動域が制限されることがあります。 日常生活や仕事に支障をきたすだけでなく、スポーツなどのパフォーマンスにも悪影響を及ぼします。

3. 慢性的な痛み

適切な治療を行わないと、炎症が慢性化し、痛みが続くことがあります。 日常生活動作や睡眠を妨げるだけでなく、精神的なストレスにもつながります。

4. 治癒の遅延

適切な処置を行わないと、損傷した組織の治癒が遅れてしまいます。 本来であれば数週間で治るものが、数ヶ月単位で長引いてしまうこともあります。

5. 感染のリスク

開放性のマレットフィンガー（傷口がある場合）では、細菌感染のリスクがあります。 感染が広がると、重篤な状態に陥ることもあります。

6. その他の合併症

• 爪の変形
• 神経損傷
• 腱の断裂

早期治療の重要性

マレットフィンガーは、早期に適切な治療を行うことで、後遺症のリスクを減らすことができます。 指に違和感や痛みを感じたら、自己判断せずに、早めに御来院ください。

治療のポイント

• 固定：指関節を適切な位置で固定し、腱や骨の修復を促します。
• リハビリテーション：固定期間後、関節の可動域訓練や筋力トレーニングを行い、機能回復を目指します。

大澤整骨院では、マレットフィンガーの治療を行っています。 指の痛みや変形でお悩みの方は、お気軽にご相談ください。